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不思議体験

真代さんによる不思議体験にまつわる怖い話の投稿です

Switchやろうぜ。
短編 2025/05/07 21:40 6,054view
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朝、大学に着くと、友人のアツシがゲッソリした顔でこちらに駆け寄ってきた。

「なァ…トモキ…頼みがある」

「どうした?」

聞くと、最近金が無いからと、安いアパートに引っ越したらしいのだが、心霊現象に悩まされ、眠れないらしい。

「とにかく一人が怖いんだよ!!泊まってくれ!今晩だけでも……!」

「ヤダよ、俺だってこえーよ!!」

ってな具合で必死に拒否していたのだが、本気で困っていそうだったのと、目の奥が笑っていない友人の顔に違和感を覚え、断りきれなかったため、その夜、アツシの家に泊まることに。

大学生の男2人で同じ屋根の下、1晩過ごすとなったら、やることは1つ。宅飲みだ。

コンビニで大量に酒とツマミを買い集めた俺たちは、赤くなり始めた空を背に、家へと歩いていた。

「うっ、やべえ…腹痛い……ごめん、ちょっとコンビニでトイレしてくるから……先帰ってて……」

情けないやつだ。俺はアツシから鍵を受け取り、奴の家へ向かった。

玄関を開けるくらいのタイミングで、後ろからアツシが走って追いついてきた。

「わりわり、ささ、入って入って」

「大丈夫か?腹」

「大丈夫!難産だったけどな!」

少し違和感はあった。どこか目が合わないというか、どこに焦点が合っているのか分からない目をしていた。

本当に疲れているんだろう。心配になって、「早く酒を飲もう」と、こぼした。

酒を飲み、この家の話を聞いた。どんな心霊現象が起きるのか、知っておくのと知らないのとでは、気の持ちようが違うからだ。

「あ、別にそんなこと起こらないんだよ。ごめん、宅飲みしたかっただけ笑」

「おーい、ふざけんなよー、本気で心配したんだぞ?」

「わりーわりー、あ、ちょっとSwitch取ってくるわ!」

アツシはヘラヘラしながら隣の物置へ歩いていった。少し呆れたが、酒が入って楽しくなり始めていたので、まぁいいかと思った。

アツシがいなくなり、ふと視界の隅にあるものが目に入った。

「金槌……?なんでだ……?」

しかも、血がついている。強烈な胸騒ぎがした。

その時——

ピンポーン

唐突に呼び鈴が鳴った。

玄関から声が聞こえた。

「おーい、わりぃ、鍵それしかないんだわ。うんこなかなか出なくてさ〜。開けてくれよ、トモキ」

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コメント(6)
  • 今までで一番好き!

    2025/05/08/10:57
  • 怖…어느 쪽도 빗나간 것인가!

    2025/05/08/19:10
  • 怖い

    2025/05/09/07:58
  • いみがわからない。
    姿形の似たふたごが、友人をかついだ茶番かな?

    2025/05/11/06:48
  • コマ♟️

    2025/05/11/14:45
  • なんかこれ読んだら、、、
    おーいみさえードアを開けなさい
    を思い出したんだが

    2025/05/12/15:10

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