その言葉を最後に、僕の意識は途切れてしまう。
さすがにもう、僕のからだはそれ以上の痛みに耐えきれなかったんだろう。
次の日の朝、僕は両腕と両足、更に両耳を切断され、両目も潰された状態でお母さんに発見される。
生きてるのも不思議なくらいにめちゃくちゃだったけれど、命は助かった。
「不幸中の幸いですね」みたいなことを病院の先生が言ってたらしいのだけれど、本当にこれって幸いなのだろうか。
生きていれば、それだけで幸せなのだろうか。
手も足も目も耳もない僕は、生きてるだけで幸せなのだろうか。
僕はなぜ、こんなことになってしまったのだろうか。
ただ、おもちゃで遊んでただけなのに。
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悪夢のトイストーリーといった感じがする。
怖すぎだろ。まぁおもちゃは大事にってことですね。
こえええええええええ
普段遊んでいるおもちゃはこんな思いをしているのかとわかりました。にしてもとっても怖いですね。