私は小学5年生だ。そして、転校してきた…。この学校は明るくて楽しい雰囲気を持っている。だが、この学校には『幽体離脱』という噂が流れている。私はそういうものを昔からやってみたかったので、友だちからやり方を聞いてみた。
「ねぇねぇ。幽体離脱ってどうやったらできるの?」
「なんでそんなこと聞くの?まぁ、いいけど。幽体離脱の方法は、まず横になり、目を閉じるの。そして、上に行くイメージをしていくの。そうすると、ふわっとした感覚に包まれるわ。そしたら幽体離脱成功よ。」
「ふーん。そうなんだ。」
「あ!でも、幽体離脱をした人は二度と戻ってこれないってゆう噂があるからね。」
「教えてくれてありがと!」
二度と戻ってこれないなんて…興味が湧いちゃう!よーし。今日、やってみよ。
あれ?全然できない。もう朝の5時になっちゃったよ。その時、グラッ!
「いたた。あれ?浮いている感じが…!?壁を通り抜けれる!やったぁ幽体離脱成功だ!」
どうしよっかな〜。よーし。みんなを脅かしちゃお。
「ぎゃあ。生首だ!」
「きゃああああ!」
よーし。もっと脅かすぞ。
「きゃあ!」
学校で霊媒師をやっている先生に捕まっちゃった。
「あ、あなた。何やっているの。急いで渡しについてきなさい!」
どうしたのかな?いたずらしたことを怒っているのかな?渋々私はついて行った。
ついた場所は病院だった。手術中の手前にある椅子にお姉ちゃんが座って泣いている。
「え、、どうしてお姉ちゃんが泣いているの?」
「あなたは幽体離脱ができたのではなく、生死の間際を彷徨っている魂なのよ。」
「そ、そんな」
衝撃的な発言に顔がみるみる青ざめていく。
「ど、どうしたら元の体に戻れるんですか。」
「戻る方法は、あなたの頭の上にある糸をまたつなぎ直すことよ。」
「じゃぁ。早くしてください。」
焦りのせいか、口調がきつくなる。
「それは無理よ。もう、一度傷ついたら二度と治らないわ。」
「…」
自分がもう死ぬとわかり、言葉も出なくなった。その時に、友だちが言っていた言葉を思い出した。
(幽体離脱をした人は、二度と戻ってこれない)
あの言葉は、本当だったんだ。幽体離脱とは、生死の間際を行き来するということだったんだ。心のなかで、自己嫌悪が始まる。その時、頭の上がひかり、体が軽くなっていく感覚があった。
(もっと、友達の言葉を強く思っていたら…)そして、私は消えていった。


























幽体離脱をするとこんなことになるなんて、、、とても怖かったです