ジュースのおばさん
投稿者:誠也 としひら (5)
卒業する頃には、当時の怖かった思い出として話せるぐらい、俺達の恐怖心も薄れていた。
あの事件から5.6年ぐらい経ち、俺達は中学校3年、部活動の最後の大会を終え、夏休みを迎えた。
夏休みは、いつもの4人組で、近くのゲーセンに行ったり、形ばかりの受験勉強を始めたり、自転車で海に行ったりと充実した日々を過ごした。中学3年ということもあり俺たちの行動範囲も広くなっていた。
そんな長かった夏休みもあっという間に過ぎ、
夏休みの終わりまであと2.3日となったある日の事だった。
4人で近くのスーパーでアイスを食べながら駐輪場で溜まっていたところ、Aが、夏休みの最後になんか思い出でも作らないかと言い始めた。
俺もBも話には乗ったが、実際に何をして思い出を作るかはなかなか思い浮かばないものだった。
俺は捻り出し、クラスの女の子を誘ってプールに行く事を提案したり、BはBで、ジャンケンで負けたやつが好きな子に告白するとかそんな企画を持ち出した。
Aは、俺の案とBの案をミックスして
女の子と遊んだ帰りに、1人が告白するという企画にしようと言った。
そんな中、Cはもっと面白い案があると俺達に言い放った。
C「あの団地張り込んで、昔俺たちを怖がらせたおばさんに仕返ししようぜ」
Cの強烈な案に俺達は息を呑んだ。
もうあのおばさんへの恐怖心はない。
だが、当時の記憶がフラッシュバックした今、素直に頷けない自分たちもいた。
C「なんだよ、ビビってんの?あんま面白くない?この企画」
C「女の子の企画は、それはそれでやろうぜ。
でもよ、俺のこの提案は絶対やりてえんだよ」
Cはニヤッとしながら俺達に捲し立てた。
俺「C、怖くないのかよ。昔Cが一番泣いてたんだぜ、殺される殺される〜なんて言ってよ」
A「そうだぞ、あん中で一番怯えてたのはCだったな。」
B「まぁそりゃこええよな〜、連れられて首絞められたりしたんだもんな。思い出してもあのおばさんの顔強烈だったわ」
俺達が当時の話を振り返っているとCは真剣なトーンで話し始めた。
C「だからだよ」
C「俺がビビってたのは事実だ。大人だろうが女にビビって泣きじゃくって何も出来なかった自分を思い出す今でもムカついてくるんだよ。自分にもあのババアにも。」
確かに、今のCは昔に比べるとかなり威圧感がある。ずっと通っていた剣道も、中学では関東大会の上位に入るレベルだし、当時は丸くて可愛かったのに、今は俺たちの中で一番ゴツい身体をしている。Cとゲーセンに行ってる時は高校生のヤンキーにも絡まれることはない。
C「明日、昼過ぎくらいから団地行って張り込もうぜ。見つけたら速攻捕まえてやる」
Cの勢いに圧倒され俺達は集合の約束をした。
まぁ、万一何かヤバいことが起きてもCがいるから大丈夫と自分に言い聞かせた。
翌日、俺達は、あの公園に集合し団地へと向かった。Cの目がすでにギラついている。
俺は本当にボコボコにしてしまうのではないかとそっちの心配もしてしまった。
面白かったです、でも悲しい話ですね
ん~?
え
子供から目を離すな!
韓国人て怖すぎる
子供から目を離した自分い悪いのに韓国人て怖すぎ
「危険な好奇心」に似てる
パクさんですか
こう言う親って人のせいにするよね。
とうや君は別に息子をしに追いやったわけでもないのに逆恨みもいいところ。可愛そうすぎ。
飛び出した本人とそれを見てない親が悪い
kポップ好きだけどこの話聞くと韓国が怖い。😱