(注意)
このお話はいわゆる「呪い」といった類に関するお話です。表現に不快感を覚える場合の他、こういった話が苦手な方、影響を受けやすい方は読むことをお控えになられた方がよろしいかと思います。
大学生の頃、いつぞやのこっくりさんやったメンバーのうち、B、D、EとAの彼女だという女性Fが私を探していると聞き、何かあったのかとその日の学校終わりに会ったことで始まった奇怪な経験を語ろうと思う。
B「やぁやぁ、Oのオジキ。急に呼び出して悪いねぇ〜」
O「誰がオジキだ。ヤーさんじゃねぇんだぞ俺は。」と開口1番、やや失礼(実際、当時の私は黒シャツに眩しさ対策のサングラスをかけていたので遠目から見たらその道の人っぽい)な挨拶から始まった会話は近況報告(という名の単位の取得状況の共有)から急に話題を変えた。
D「呼んだ理由ってのはOならなんか知ってそうってかなんかやってくれるかもって期待なんだが…」
本題を濁すようにしてDが割り込んできた。
O(私)「どうにかするって嫌な予感しかしねぇなぁ。中身言って貰わんことにはなんも出来んよ。」
E「詳しいことはFちゃんが知ってるよ。」
Fと呼ばれた女性はなんというか失礼だがひ弱という印象の女性だった。顔立ちは整った方ではあるのだがいかんせん、うなだれ、小柄で痩せ気味な彼女は全体的に「暗い」といった第一印象を与えるのだ。
O「初めましてFさん。お話は聞いていると思いますがOという物です。まずは何があったのか教えてくれませんか?」
とりあえず、丁寧に受け答えをしようと試みた。
F「あ、ご…ご丁寧にどうも…。実は……」
話が途切れ途切れだったので纏めると
・心霊スポットに数えられている自宅近くの道で怪奇現象に合うようになった
・その前には運転中道に迷ったら知らない山の中におり、調べると心霊現象の報告がある場所だった
・原因になりそうなことを思い出しても年単位で心霊スポットに自発的に行ったことは無い
・このこと(実際はもっと詳細かつ多数だが控えておきます)をBDEに話したら3人にも現象が起きた
ということだ
E「まぁ、というわけで君も多分我々犠牲者の仲間入りだ。おめでとう。」
O「うん、すっごく嬉しくない。で、具体的にどうして欲しいのさ?」
何となく最後の方を聞いてると巻き込まれるんだろうなという気がしたので流していた
B「一応はアタシらで対処しようと思ったんだけどまぁ限界はあるよね。という訳でだ。そこら辺詳しそうなキミに聞いて見ようかなって。」
D「お前、心霊スポットに単独特攻する時あるからそーいう対処なんか知ってるんじゃないかなって思ったんだけど、どう?」
O「いやぁ、俺別に拝み屋とかじゃ無いんよ?」
E「うーん、我々6人の中で最強の霊感持ちのキミでも無理かぁ〜。」
Eが緩い雰囲気でそうは言ったものの、最初の経験者たるF本人は気が気でない様子
F「ど…どこかツテだったりありませんか?例えばすっごく有名なお寺や神社の親戚の方とか…」
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