小西はしばらく呆然としてその場で固まっていたが、
─最近夜更かしばかりしてるから、とうとうおかしなものまで見えるようになったのかな?
と自嘲気味に笑いまた作業を続けていると、
また店内チャイムが鳴り響き、今度は塾帰りの男子学生二人組が賑やかに笑いながら店内に入ってきた。
彼らはパンと缶ジュースを各々手に持つとレジに向かう。
小西はすぐレジに走った。
二人はレジ前で楽し気にふざけあった後各々精算をすると、さっさと店から出て行った。
※※※※※※※※※※
つかの間の賑わいが過ぎ去った後に再び店内を包む空虚なBGMの音色と、それに紛れて微かに聞こえる雨音。
小西はレジからさっきの場所に戻ると、また片付け作業を始める。
そしてそれが粗方終わりそうになった正にそんな時だった。
キコキコキコ、、、
再び聞こえる軋む車輪の音。
音は徐々に彼の背後に近づいてくる。
そして
この話は怖かったですか?
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幻覚を見ているんじゃないか
コメントありがとうございます
─ねこじろう
応援してます。
ありがとうございます
─ねこじろう
こっわ!!??
いつも応援しています。
最後に死ね死ね言って引きに来た人だれ?
皆様、コメントに応援をありがとうございます。またご質問ですが、
コンビニ配送のお兄さんが朝、暴走してコンビニ店舗正面ウインドウに突っ込んで、そのままオーナーもろとも棚の間に挟んでアクセルを踏みながら「死ね死ね」と呟いていたのです。
いつの間にか引き込まれて読んでた コンビニの制服姿の幽霊は少しシュールで面白いけど
実質これがグランプリですね。
コメントありがとうございます。
─ねこじろう
実質も何も準大賞ですよw
次は大賞とれるといいですね。
「書籍棚背後にあるショーウィンドウ」とはいったい? なにか飾ってある場所があるのか、どういうつくりのお店なのかわかりませんでした
コメントありがとうございます。
─ねこじろう
こういう話は怖いよりムカつくが先に来ちゃうな。恨むなら本人だけでいい、店長は違うだろ。そして他人の手を借りず自分の力だけで復讐しろよ!巻き込まれて呪いの道具にされた運転手が気の毒過ぎ。
真後ろに来たというのがすごく怖い
怖い
呪いとか恨みとか
そういうのって連鎖するんだね
幽霊が実在するかどうか
それを論点から外したとしても
人の恨みとかって言うのは
怨念として残るとしたら
こういう不思議な事故の連鎖が起きるのもおかしなことでは無いのかもしれない
すごく怖いですね