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妖怪・風習・伝奇

kanaさんによる妖怪・風習・伝奇にまつわる怖い話の投稿です

【古代人事件】-事件記者 朽屋瑠子-
長編 2023/01/30 20:19 14,471view
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フト、うっすらと目が開く朽屋。
「ち・・・ちゅう・・・?」

慌てる彼「あーわわわわーち、ち、ち、チー牛買って来てますよ朽屋さん!!」

「あっ・・・」気が付く朽屋。

「うわっ、やだワタシったらちょっと寝ちゃった。てへ」

「あ~・・・気が付いてヨカッタナーモー」

「さっき、ちゅうナントカって言ってなかった?」

「ち・・・ち・・違いますよ、チー牛チンして食べましょう~って言ったんですよ、あはは」

「あー、そういえばお腹減った、ありがとうございます!食べます!」

「じゃ、じゃあ一緒に食べましょう。ボクも今晩は深夜までかかりそうですから!あははは」

マンションの一室。事務所の休憩室の灯りがなんだか楽しそうに輝いている。

「フム、それじゃ状況終了ってことで」

革靴の男が朽屋のジムニーの屋根に短槍の入ったルーフキャリアを設置して、帰って行った。

この後公園は一時閉鎖され、念入りにクリーニングが施された。

・・・・・・

「え~~何々?嵐の夜に現れた真っ黒な謎の原始人は、実はUFOを呼ぶ宇宙人の仮の姿??」

「はいデスク、どうですか?おもしろそうなネタでしょ?」

「おまえな~~ウチはキャトルミューティレーション専門だって言ってるだろ?牛の話はどこよ!?」

「いや~デスク、牛はチー牛が最高にうまかったですw あ、思い出したらまた食べたくなっちゃった!ちょっとお昼いってきま~~す!」

「オイっ! オイ待てクチヤ!! コラ!!」

走り去っていく朽屋。それを原稿を握りつぶしながら見送るデスク。

「くっそ~・・・クッチャルコめ~~!!」

【←to be continued】

8/8
コメント(10)
  • kamaです。
    最初、違う作品とくっつけたまま投稿してしまって17ページくらいになっててビビりました。
    現在修正して9ページです。よろしくお願いします。

    このお話の前日譚として、私の作品「黒くて伸びる人」を御一緒に読まれると、おもしろさも倍増です。また、「事件記者-朽屋瑠子ー」シリーズはこれで三作品目ですので、合わせて読まれると世界観が広がって楽しいと思います。
    よろしくおねがいします。

    2023/01/30/20:41
  • kamaです。
    読み返すと改行位置以上とか、誤字脱字や「」で閉じられてなかったりとさんざんで、
    何度も編集かけました。読んでる途中の方、読みづらくて大変申し訳ありませんでした。
    以後も誤字脱字などありましたらお知らせください。
    よろしくお願いします。
    あ、9ページから編集して8ページに減らせました。

    2023/01/30/21:11
  • 怖いというより楽しいです

    2023/01/31/17:18
  • ↑kamaです。ありがとうございます。
    楽しくて何よりです。

    2023/02/01/07:26
  • ネタが豊富な先生の事ですから次回作に期待します。

    2023/02/02/09:27
  • ↑kamaです。ありがとうございます。
    ちょっとずつ、イロイロ出していきますのでお楽しみに。

    2023/02/02/18:46
  • これ、最後、クッチャルコさん、やってますねぇ。
    やってますよねぇ、コレ?彼と。

    2023/02/03/12:29
  • 楽しく読ませてもらいました。続編が楽しみです。

    2023/02/23/08:26
  • 楽しく読ませた頂いたんですけど 失礼ですが読んでる途中に中二病だt((殴

    2023/03/22/16:52
  • ↑kamaです。朽屋瑠子シリーズはネタ満載でお送りしております。楽しんでください(笑)

    2023/03/31/21:43

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