【古代人事件】-事件記者 朽屋瑠子-
投稿者:kana (210)
青年はあっけに取られて、あやうくチー牛を落としそうになった。
「こ、これは・・・け、警察、いや、朽屋さんを助けにいくべきか・・・いや無理無理無理無理」
モニターを凝視する彼。
「や、やっぱ、たたた助けに行かなきゃ!」
掃除ロッカーの中にあったモップを手にすると、青年は一目散に公園に走った。
・・・・・・
「うぉぉぉぉぉぉ」叫びながら襲ってくる狂戦士。
何度かの激しい攻防。火花が散る。
狂戦士の鉈が上から振り下ろされる。だが、それを逃げずに前に出る朽屋!
短槍の切っ先が狂戦士の鉈を持っている右手首ごと切り上げる。
回転しながら飛んでいく鉈と手首。
間髪入れずに槍を横に滑らせる。短槍の青く輝く刃が蓑の中に入って行く。
槍から手を離す朽屋。そして一歩飛びのきながら天を指さして叫んだ!
「ライトニングボルト!!」
その瞬間、雷鳴が鳴り響き、電撃が狂戦士を激しく襲う!
耳をつんざくほどの衝撃音と光が収まると、狂戦士は膝からゆっくりと崩れ落ちた。
「ぐふっ!!」脇を押さえて倒れ込む黒い男。どうやら肝臓のあたりに深く刃が入り込み、
さらに先ほどの電撃で体中がズタボロになったようだ。
「ハァ、ハァ・・・」朽屋も息を切らしながら、やっとの思いで短槍の刃を抜く。
「固いし、重いし・・・しんど・・・」
倒れた黒い男が息も絶え絶えに朽屋に問う。
「オ、オレは、死ぬのか・・・?」
「ハァ、ハァ・・・だからね、アンタ、2500年前にもうとっくに死んでんのよ」
「そ、そうなのか・・・とっくに死んでいたのか・・・」
「もう天国には行けないよ。この槍には呪いが封じてあるからね・・・さよなら・・・ハァハァ」
朽屋は腰にあったレシーバーを取ってどこかに連絡を入れた。
「・・・朽屋、状況終了・・・」
その時、あの会社員の声が聞こえてきた。
kamaです。
最初、違う作品とくっつけたまま投稿してしまって17ページくらいになっててビビりました。
現在修正して9ページです。よろしくお願いします。
このお話の前日譚として、私の作品「黒くて伸びる人」を御一緒に読まれると、おもしろさも倍増です。また、「事件記者-朽屋瑠子ー」シリーズはこれで三作品目ですので、合わせて読まれると世界観が広がって楽しいと思います。
よろしくおねがいします。
kamaです。
読み返すと改行位置以上とか、誤字脱字や「」で閉じられてなかったりとさんざんで、
何度も編集かけました。読んでる途中の方、読みづらくて大変申し訳ありませんでした。
以後も誤字脱字などありましたらお知らせください。
よろしくお願いします。
あ、9ページから編集して8ページに減らせました。
怖いというより楽しいです
↑kamaです。ありがとうございます。
楽しくて何よりです。
ネタが豊富な先生の事ですから次回作に期待します。
↑kamaです。ありがとうございます。
ちょっとずつ、イロイロ出していきますのでお楽しみに。
これ、最後、クッチャルコさん、やってますねぇ。
やってますよねぇ、コレ?彼と。
楽しく読ませてもらいました。続編が楽しみです。
楽しく読ませた頂いたんですけど 失礼ですが読んでる途中に中二病だt((殴
↑kamaです。朽屋瑠子シリーズはネタ満載でお送りしております。楽しんでください(笑)