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不思議体験

イエティさんによる不思議体験にまつわる怖い話の投稿です

会心の一撃
短編 2021/03/01 12:00 6,744view
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守護霊なのかな、そういった類の話。

俺は幼い時から一切の霊感ってものを持ち合わせておりません。
しかし、ある時から急にパッと霊が見えだしたのです。

悪さされるわけではありませんが、事故の現場などを通りかかると、
亡くなられた状態で徘徊している霊が見えるのです。

今回書かせていただくのは、霊が見えだす1週間ほど前の話です。

大学生だった私はキャンプサークルに所属していました。

遊びでキャンプ、というよりは自然やサバイバルを楽しむ本格的なサークルでした。

男7人、女3人という小さい規模で、月に1回ほど、キャンプを楽しんでおりました。

その日も地方のとある山奥に赴き、2泊3日のキャンプの予定でした。

たまたま都合が付かず、メンバーは野郎ばっかりの3人。

綺麗な沢が流れる河原に、私たちはキャンプを設営しました。
ポリシーは「食材は現地調達、道具は最低限」

山菜やキノコを採取したり、渓流でヤマメを釣ったり、
いつになく食材調達もうまくいき、自然との融和を楽しんでおりました。

キャンプ初日、迎えた夜。

私は一人トイレに起きると、
川から少し離れたところに獣の糞、そして足跡を発見しました。

どう見ても熊のもの。
匂いや焚き火で位置がばれているのは明白です。

しかし、ここは山奥であり、深夜に山を下りることは得策ではない。
私はラジオの音量を大きめにし、眠りにつきました。

翌日、熊が川に沈めていたクーラーボックスを荒らした形跡がありました。
これはまずい、私たちは悩みましたが、命には代えられない。
午前7時ごろ、山を下りる決断をしました。

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コメント(2)
  • 熊がいちばん怖い(笑)

    2021/03/04/01:16
  • ジミー君は連れていかなかったんだ?

    2021/04/17/01:34

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