これは実際に体験した不思議な話になります。
人には多かれ少なかれ、守護霊が憑いているそうです。
その守護霊が見えて、さらに会話ができる人がいるんです。
あるとき、知り合いからその話を聞き、話半分に訪ねてみることにしました。
守護霊が見えると噂の人は、80歳のおじいちゃんでした。
もちろん初対面で、見た感じはごく普通のおじいちゃんです。
どうしたらいいのかよく分からなかったので、とりあえず見てもらうことに…。
すると、私の頭の上の方をしばらく見ていたかと思うと、突然「行っていないお墓があるって言われとるな」
という言葉が返ってきました。
行っていないお墓…と言われても心当たりがありませんでした。
年に1回お盆だけですが、両親の祖父母のお墓にはきちんとお参りをしていました。
しばらく考えてみましたが思い浮かばず、悩んでいると、ふと幼少の頃に遊びに行った父方の祖父の実家の映像が頭をよぎりました。
確か幼稚園くらいのときで、しかもその記憶が2~3秒ほどのごく短い映像です。
まさかとは思いましたが、一応聞いてみると、「おう、そうって言われとるぞ」というおじいちゃんからの返事がありました。
祖父の実家にお墓があるなんて、全然知らなかったので、聞いた瞬間は寒気がしました。
すぐに家に帰って父に確認してみると、ホントに存在しました。
まさに二度ビックリです。
それ以来、きちんと祖父の実家のお墓参りもしています。
前のページ
1/1
この話は怖かったですか?
怖いに投票する 4票
※コメントは承認制のため反映まで時間がかかる場合があります。