総合病院は疲れる
投稿者:cocoro (16)
おばあちゃんが、心配そうに私を見ているので母も私の異変に気付きました。
母は、また、調子悪くなったん?
大丈夫か?どないしたん?というので、足元の人亡くなったみたいやわ昨日な。念が残っとるわ。今来とるとこ。気分悪いわ。立たれへん。と私。
母とおばあちゃんにお見舞いに来て心配をかけたらだめなので、無理に笑顔を作ってみせました。
倒れてしまわないように気を付けて。
少ししたら直るから大丈夫。といつものように深呼吸を繰り返すうちに、だんだん落ち着いてきました。
心の中で、お疲れさまでした。もう亡くなったから吐き気や痛みは消えていきますよ。大丈夫、大丈夫。
気持ちは分かりましたから。しんどかったですね。と頭の中で強く念じながら。
そうこうするうちに、気分の悪さが落ち着いてきて、痛みも頭の不快感も、ましになってきました。
おばあちゃんと母にもう大丈夫、治ったから。
疲れたから、おばあちゃん、もう帰るねといい、母に帰ろうといいました。
おばあちゃんもしばらく入院すれば元気になるので、悪い念は私がもらったから、急に具合が悪くなることはないだろうと思い、
おばあちゃんにお大事にね!早く退院してよと、声をかけました。
おばあちゃんは、ほんまに大丈夫なんか?Aちゃん(私の名前)、きてくれてありがとね~。よく休みよ~。と。
おばあちゃんも、話が分かっているのか、いないのかすんなり帰してくれて深く追及されることはなかったので良かったですが。
今、立ち上がって、移動しなければ、動けなくなると困るので仕方がありませんでした。
母も私を気遣い、おばあちゃんも大丈夫そうなので、帰ることに決めた様子で、少し話をしてから、母も部屋を出て、墓参りの時と同じ感じなん?大丈夫なん?と聞いてきました。
そうやな、とれてるかどうか判らんから、明日お寺に行こう、と私。
母も納得したようで、私のことはお寺さんに任すことにしたようです。
次の日、家族でお寺参りに行きました。昨日の病院のことを話すと、亡くなった人が来てたんだねと言われました。人だったんだ!その場に残っていた念じゃなかったんや。会話は通じたみたいだったけど。
しっかり祓っておきますといわれて、お経を読んでもらいました。
違和感はあれからずっとなかったのですが、自分では修行もしていなくて、感覚と気合で頭の中で話しかけただけだったので、やはり、しっかり取り切れていなかったようです。
お祓いをしてもらった後、すごく眠たくなって、疲れもどっとでて、家に帰って爆睡したのを覚えています。
亡くなった方が、亡くなった後も、しんどいよ、気分が悪いよ。助けてと訴えに出てきていたのかもしれません。
御上人さんは、しんどさやだるさ、傷ついた心や体の痛みというものは、死んだらすぐにすっと消えるわけではないのですよ、亡くなったことを認識して、この世に未練もなくなり、魂と向き合うことで時間はかかるけれど、徐々にうすれて回復していくんですよといっていました。
成仏されて1日でも早く痛みや苦しみが少しでも緩和されていくことを願うばかりです。
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