峠道に現れるスーツ姿の男、と…
投稿者:イエティ (51)
長編
2022/05/09
19:06
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手招きをし始めたその男、俺は強がりとかっこつけで「いかねえよ」とボソッとつぶやき、鼻血を袖で抑えつつ分岐点の町へと急ぐ。
既に閉店しているが、道の駅があったため一旦駐車。
外灯も多く、自販機やトイレもあり、何台か釣り人っぽい車もあった。
鼻血は既に治まっていたが、ズボンやパーカーにかなり血がついていた。
ティッシュで拭いていると、外灯が眩しかったのか彼女も起きた。
起きた瞬間、うわっ!!と悲鳴を上げる彼女。
気付かなかったが、彼女も鼻血を流していた。
血塗れの二人が降りてきたもんだから、当然のようにトイレですれ違った釣り人に驚かれた。
トイレで顔や手を洗ってから、駐車場に戻ると何があったのか気になった釣り人達が4人に増えていた。
彼女に状況を説明するついでに、その人たちにも話した。
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行間整理してページ数を抑えていただけると読みやすいのですが…
いい話なんだけど前の人が言ったとおりもう少し読みやすくページ数を抑えてほしかった