友人のAさんが体験した怖い話です。
Aさんは、夏休みや正月になると田舎の実家に帰ります。
地方の田舎は、田んぼだらけで近所に親せきが住んでいます。
Aさんは、帰省すると、親せきの家にも立ち寄ります。
親せきの家には、小学生5年生の女の子がいます。
目が大きな可愛い感じの少女です。
Aさんが、この親せきの家へ行った時、女の子は不思議Aさんには近づきません。
近くによって話をしようとしたら、離れて怖がっている感じです。
気になったAさんが、女の子に、
「どうしたの?何かあるの?」
と、聞くと女の子は言います。
「背中に、知らない手が張り付いている。」
Aさんは、意味が分からず、
「何を言っているのだろう?」
と、思いました。
その夜、Aさんは、実家で布団を敷いて寝る事になります。
夜の12時ぐらいになると、なんだか寝苦しいです。
首の辺りが苦しく、首を絞められている感覚です。
Aさんは、パッと目を開けると、首に知らない両手が絞めていました。
「わあああ」
Aさんは驚き、夢中で手を払い退けようとすると、パッと消えて行きました。
朝Aさんは、起床し歯を磨きに洗面台に行き鏡を見て驚きます。
首に、手で絞めたような赤い跡が残っていました。
数日後、Aさんは車を運転中追突されてしまいます。
Aさんは、首を痛めむち打ちのケガを負いました。
怖くなったAさんは、塩を首に擦り付けて2週間生活をすると首の痛みは治ったそうです。
きっと女の子には見えていた手が事故にあわせたのだと思います。
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