先輩から聞いた話によると、0時14分に現れるらしい。
なぜそこまで決まっているのかの理由については定かではない。
メンバーの1人が、腕時計とにらめっこしながら言う。
「あと2分」
徐々に会話は減っていく。
「あと1分」
心臓の音が聞こえそうなくらいだ。
しんと静まり返った放送室。
「14分になったぞ…」
放送室から見下ろすが、暗いということも相まって何も見えない。
非常灯と微かな月明りのみが頼りだ。
「いなくね?」
「やっぱガセだって」
「下に降りてみる?」
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面白かった!
先輩の顔は覚えてないのかな
面白かったです
後々に気づいてさらに恐怖が増えてくるやつ
女の子の声なんだから
振り返って見ようよ
怖っ