あるデパートのマネキンに異変が起こる(実話)
投稿者:一八 (66)
「置き場所が悪く、少しバランスが崩れたからマネキンが倒れたのかな?」
と、A子は思いマネキンを直しました。
しかし、その後もA子が帰る頃になると、女性の声が聞こえてくる現象が続きます。
A子は、少しずつ帰る頃になると、不安と怖さを感じるようになります。
同僚の販売員に、
「帰る時、女性の声聞こえて来ない?」
と、A子が問うと同僚は言いました。
「そんな声聞こえないよ。気のせいじゃない?」
と、笑い話のように言って来ました。
ある日、A子がトイレに行きたくなり3階の個室へ入った時です。
用を足そうとすると、ドアの外から女性の声が聞こえて来ます。
「ねえ、ねえ。元気。」
A子は、他の販売員と思って返しました。
「え、何?何か用ですか?」
「すると、声はこう言います。
「今日、一緒に帰ろうよ。」
「うん。別にいいよ。」
と、A子は、言いました。
用を済ませ個室から出ると、外には誰もいません。
A子は、近くで働いている数人の女性に聞いてみます。
「さっき、トイレで話し掛けてきました?」
「いや、トイレ行ってないよ。」
数人の販売員はそう言い、A子は怖くなりました。
それから、A子は、過去に自殺した女性の事を思い出します。
声が聞こえだして、1か月ほど経った頃、さらに驚く出来事が起きます。
その日、A子は、仕事が少し遅くなり帰宅しようとすると、夜の8時30分になっていました。
A子は、帰ろうとロッカーへ向かおうとした時です。
「ガシャン」
デパートにあるマネキンは怖いですよね