あるデパートのマネキンに異変が起こる（実話）

と、大きな音がしました。
A子は、ビックリし音の方を見ると、マネキンの首が外れています。
近くに行くと、マネキンの首がポロっと床に落ちた音のようです。

A子は、首をマネキンのそばに置いて家に帰りました。
次の日、A子は出勤すると同僚にマネキンの首の事をロッカーで話します。

「昨日、帰ろうとしたらマネキンの首が落ちてすごい音がしたのよ。ビックリした。」

と、話したものです。
A子は、販売用の服に着替えてマネキンの場所へ同僚と行きます。
すると、マネキンの首は落ちた形跡がなくキチンと付いている状態です。

A子は、確かに昨日の夜、マネキンの首をそばに置いたはずです。
4体のマネキンは、全くの無事で何事もなかった感じでした。

「あれ、おかしい。絶対マネキンの首落ちたはずだよ。すごい音もしたし。」

A子は、必死で同僚に伝えたものです。

「あんた、少し疲れているんじゃない？」

同僚の1人が言いました。
A子は、絶対に間違いない。と心に思いましたが、不思議な現象に悩みを覚えて行きます。

それから、A子は、この3階には何かあると自殺した女性を疑い出します。
ある日の夜、A子は、いつものように帰ろうとした時、

マネキンが置いてある場所に変な雰囲気を感じます。

見ると、1体のマネキンが置いてある台から下に移動していました。

「誰か、動かしたのかな？」

と、A子は思いましたが、この現象は3回ほど続いたそうです。
ある日の夜などは、台から1メートルぐらい離れて置いてありました。
A子は、マネキンが気になり少しノイローゼ気味になります。

「絶対、マネキンと自殺した女性関係あるよ。」

A子は、休憩時間に同僚に伝えたものです。
しかし、同僚は心配をしてくれますが、半信半疑な感じです。
それから、数日後、またA子が帰る時、マネキンが倒れます。