自分にしか見えない変なおじいさん
投稿者:ジスタージン (6)
私が実際に体験した話です。
それは2回それぞれ別の場所で見たことなのですが、まず最初は京都です。
当時は京都に住んでいてお昼に錦市場の方から御幸町通りを四条通りに歩いていました。
あと30mほどで大通りの四条通りに出るというところで視線の先になにか見えてきました。
さらに近づいていくとはっきり見えてきました。
大通りの手前10mくらいのところにおじいさんが横たわっていたのです。
昔でいうヒッピーみたいな服装で色黒、髭が生えニット帽みたいなものをかぶったおじいさんが出口の方に足を向けて仰向けに横たわっているのです。
さらに不思議なのは、前を歩いている人が声をかけないのはもちろん視線を落とさないし、体のすぐそばを通っても方向を変えず普通に歩いているのです。
これが1回目で奇妙に感じながらも私はよけて歩いていきました。
2回目は地元の大分を歩いていた時のことです。
大分駅の前のバスのロータリーを歩いて通り過ぎている時、ふと停留所を見るとまたあの時と似た感じのおじいさんが今度は停留所のベンチのすぐ下に横たわっています。
しかも今度はそのベンチに女子高生たちが座っているのに全く気にせずおしゃべりをしています。
普通は心配して声はかけないまでも気持ち悪がりよけると思うのですが誰も何も反応しません。
別々の場所で2度も重なったことで、これはもしかして自分しか見えていないのでは?と思うようになりました。
心霊的な感じではなさそうなのですが、これはなんなのか?同様の体験をしている人がわりといるのか?なども含めて誰か解説できるならしてほしい不思議な体験です。
普通は亡くなられる前の道から亡くなられた場所で見えるはずなのですが、不思議ですね。