無人島探索
投稿者:イエティ (51)
短編
2021/02/25
15:55
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友人のSと海に行った時の話。
高校3年生のころ、Sという友達がいた。
家がやばい金持ちで、でも嫌味な奴じゃなくて、
ゲームの趣味が合ったからいつの間にか毎日一緒にいた。
ある日、Sがキャンプに行こう、というんだ。
全然アウトドアなやつじゃないくせに急にどうした?と聞くと、
なんとSのおじいさんが無人島を持ってるらしい。
飛行機で九州方面に行き、そこから船で渡してもらった先でキャンプするんだと。
当時俺は釣り好きな高校生。話に乗らないわけがない。
行くのは9月、今は5月。
死に物狂いでバイトして8月には50万貯まってた。
飛行機のチケットとキャンプ道具、釣り竿やシュノーケルなんかを持って
俺らは地元を後にした。
で、いざ無人島につくと本当に感動した。
海がきれいすぎて、水道水かと思った。
俺らの県にある海は緑で濁ってたから、青い透きとおった海に心躍った。
おじいさんは来なかったけど、キャンプすると聞いて
大量のアワビやウニ、エビ、肉なんかを差し入れてくれた。
初日はとことん海で遊び、夜は焚き火でBBQ。
炭なんかいらない。流木を集めてサバイバルチックにやってた。
さすがに遊び疲れてたぶん21時くらいにテントで寝た。
翌日、主に釣りをメインに動いた。
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終わりのところはめちゃくちゃ面白い
50万円はすごいな
9月で泳げるって南国かな?
お金、よくためたな!えらい!
sすげー、命の恩人やん
そういう奴とは一生の付き合いになるよなー