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不思議体験

pamsさんによる不思議体験にまつわる怖い話の投稿です

音声案内の女性
短編 2022/04/13 14:22 1,146view
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ある冬、職場の飲み会でたらふく食べ、たらふく飲み、すっかりご機嫌な私はギリギリ終電に乗り込みました。

電車の心地よい揺れと暖房でウトウト寝てしまい、あっという間に降りる駅に到着。

ホームに降りた途端、温まった体が冬の寒さにブルルっと震え、ばっちり目が覚めました。

そしていつものようにエレベーターに乗り「一階」のボタンと「閉める」のボタンを押しました。

何秒経ったでしょうか、なぜかドアが閉まらない状態が続きます。

あれ?と思い再度閉めるボタンを押しました。

いつもなら女性の声で「ドアが閉まります」という音声案内があるのですが何もありません。

エレベーターが壊れたのかなと思いながら、もう一度ボタンを押しました。

その時、時計を見ると24時0分。

すると「乗らない方がいいです」という音声が聞こえたのです。

一瞬思考が停止しました。

しかしすぐに「私以外に誰か乗っている!」と直感で感じ、猛ダッシュで階段で降りて帰りました。

あまりにも恐ろしくて人生で一番早く走ったと思います。

今思うと、あの「ドアが閉まります」という音声案内の女性が助けてくれたのだろうか思います。

ありえないことですが、現実に起こったことなのでそう考える方が自然なのです。

この世界は不思議なことがたくさん満ちています。

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コメント(1)
  • なんか、こんな体験してみたい、と思う話で良かったです。

    2022/04/13/22:34

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