すごく変な話なのですが。
車を運転していると、時折いやな妄想をする事があります。
『今』生きてハンドルを握り、爽快に車を飛ばしている私は、本当に『今』生きているんだろうか、と。
実は先ほど交差点を渡ったとき、私は正面衝突なんかの大きな事故に遭っていて、即死した事に気付かずにいるのではないか?
魂が肉体を置き去りにしたまま、私は何事も起きていない錯覚をしたまま車を走らせているのではないか、という想像が運転中に時折頭に浮かぶのです。
意識のみで走行している私の遥か後方では、その実大破した車体があり、先程まで私だった肉塊は運転席でグチャグチャに、又はフロントガラスを突き破って道路に放り出されていて……。
そう思いを巡らせると、少し背筋が寒くなります。
誰もがいつ不運にも事故に遭ってしまうとも言えないにもかかわらず、自身に不幸が降りかかるとも分からないままに大丈夫だ、安全だと思い込んでいるこの矛盾。
いやに現実味が無い。
自信を持って、リアルを生きていると言えない。
正気ならば想像力が豊かですねで片付けられる話だ。
でも、今日は特にヘンな感じだ。
家に帰ってきて、時計の13:41を確認したことも、いつもの椅子に腰かけたのも、スマホでこの文章を打っている今も全部妄想か何かな気がして。
私は『今』もう、本当に死んでいるのではないでしょうか?
今日の事故なのか、もしかしてだいぶ前から事故で?
全部いま妄想の世界?
そうしたら、今から急いで遺書を書いても意味ないな。
これから安全運転に気を付けようと心に決めても意味ないな。
いや、その思考が怖いですね。気を付けます。
でも、さっき食べたコンソメポテチは味がしなかったけど……考えすぎだな。
朝に友達何人かにLINE送ったのに誰も既読付かないのも不気味。
怖いので終わります。


























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