見知らぬお婆ちゃんの後をつけたところ・・・
投稿者:一八 (66)
僕が17歳の頃、10階建てのマンションに住んでいた時の怖い話です。
朝学校へ出かけ、夜の8時ごろ帰宅する毎日を送ります。
私学のサッカー部に所属していた僕は、午後から練習をしていました。
いつものように家に着き、自転車を止めてるとエレベーターに乗ります。
住んでいた階は、5階になり部屋は3DKの間取りです。
5階に着くと、エレベーターから降りようとした時です。
1人のお婆ちゃんがすれ違うように、乗って来ました。
年齢は、70歳ぐらいで初めて見る人物になります。
5階の通りには、10世帯が住んでいます。
2年以上住んでいたマンションになるので、大体の人は知っている感じです。
しかし、お婆ちゃんの顔を見た時、全く知らなく外部から訪れた雰囲気もありません。
僕は、少し気になりながら自分の家へ入って行きました。
次の日、学校が終わり僕はいつものように帰宅をします。
エレベーターに乗り、5階で降りようとすると、また、お婆ちゃんと会います。
すれ違う感じで、乗り込んだお婆ちゃんは僕に対してニコリと笑ってきました。
「あのお婆ちゃん、何処かの家に住んでいるのだな」
と、思った僕は家へ帰ります。
しかし、次の日、同じ時間に帰りエレベーターに乗り5階に着いた時です。
また、お婆ちゃんがドアの前にいて乗り込もうとして来ました。
僕は、だんだんお婆ちゃんが気になり少し考えます。
「明日、お婆ちゃんがエレベーターにいたら後つけてみよう。」
そう思った僕は、次の日同じ時間に家に帰ります。
エレベーターに乗り込み、5階に着いた時、やはりお婆ちゃんはいました。
僕は、5階に降りず、エレベーター内に残りお婆ちゃんは乗り込んできます。
そして、お婆ちゃんは何処の階で降りるのかボタンを見ました。
すると、ボタンのランプは、10階へ行くようです。
「お婆ちゃんは、10階に住んでいるのかな?」
と、僕は思いながら10階に着きます。
お婆ちゃんは、エレベーターから降りると歩いて行きます。
僕は、少し遅れてお婆ちゃんの後をバレないよう着いて行きました。
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