「亡くなった母方の祖母はいつも僕を見守ってくれています」
投稿者:breath (13)
何ともないのは僕だけでした。ところがなんだか寒気がして後ろを振り返ると、悲しそうな顔で母方の祖母が立っていたのです。
真夜中の時の服装でしたが、顔だけはとても悲しそうでした。でも、微笑んでいるのです。
僕は全てを悟りました。「そうだ!今日は8月15日!命日だ!」と思い、友達の家の時計を見てみると午後の13時32分でした。
そうです。午後の13時32分は母方の祖母が旅立った時間です。
僕は友達に「ごめん。用事を思い出したわ。帰る」というと、友人たちが「あれ?なんだか元気になった」「ん?ゲームしたいぞ!!」「腹減った」なんていうので僕も一安心しました。
恐らく母方の祖母が僕に会いたくて、会いたくてその念が友達にもいってしまったのだと思いました。
僕はすぐに友達の家を出ました。
「墓参り」
とりあえず小遣いは持っておりましたので、自分の小遣いの範囲でお花を購入しました。
そして、線香とライターを購入してお墓へ向かいました。
幸い自転車でも行ける距離でしたので、時間的には20分くらいで到着をしました。
お墓に到着をしてからお墓を綺麗に掃除をしてから、お花をそえました。お花をそえてからライターで線香に火をつけました。
「おばあちゃん!僕だよ!ごめんね。来るのが遅くなって。僕の事いつも見守っているんだね。ありがとう」とお墓に言うと墓石の後ろから母方の祖母が顔を出してにっこりとしておりました。
その後は、僕の前に幽霊になって出ることはなくなりました。
とても寂しくて、会いたくて仕方なかったのだと思いますし、中学生でしたのでとても心配だったのだと思います。
それで姿を現してしまったのでしょうが、この時から僕は心を入れ替えて天国へ行った母方の祖母に恥じないように自分なりに一生懸命になって生きてきたつもりです。
これからも恥ないように、生きていきたいと思います。
皆さんもお墓参りは忘れずにしましょう。
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