「東日本大震災を教えてくれた亡くなった母方の祖母」
投稿者:breath (13)
本日は忘れもしない、いや忘れることのできない「東日本大震災」についての不思議なお話をしていきたいと思いますので、どうかお付き合いくださいませ。
あれは2011年の3月11日でした。13時46分頃に、僕は「変な胸騒ぎ」をして一緒にいた母親に「ねぇねぇ・・・何か怖い。変な胸騒ぎがする。」というと、「え?ど、どういう?」という感じで母親も驚いておりました。
この時の僕はなぜか冷静であり、「スーツケースに着替えを詰めて!そして、カップ麺や水、必要最低限の衛生用品と貴重品を持って、山にでも行こう!」と言ったのです。
この時、こういう風に何故に言ったのかはわかりません・・・しかしながら、言った事を覚えておりますし、「胸騒ぎ」が凄かったのです。
母親は半信半疑でしたが、急いで僕の言う通りにして、戸締りをして山へ行きました。
この時の時刻は14時43分でした。
その3分後です。車の中で大きな揺れを感じ、非常に怖い思いをしました。確か5分~6分くらい揺れていたと思います。
母親も「こ、怖い、怖い」と泣いておりました。
僕は母親を抱きしめながら、揺れが終わるのを待っておりました。
すると車の目の前に亡くなった母方の祖母が現れたのです!
祖母は僕に「ここから動かないで!絶対。町へ行っちゃだめ!来ないで!」と言うので、僕は「分かったよ」と言いました。
母親はそのようなものは見ない人なのでキョトンとしておりましたが、「おばあちゃんが出た」というと、納得をしてくれました。
それから30分以上すると「大津波警報が発令」され続々と山へ市民の人たちが避難をしてきました。
それから数分後に、僕の生まれ育った素敵な町が一瞬にして津波に飲み込まれていきました・・・
この胸騒ぎと母方の祖母が現れたのは東日本大震災を教えるためだったのだと思いました。
そして、今このように健康で生活できているのが非常に有難く思っております。
亡くなった方々のご冥福をお祈り申し上げます。
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