空気以下の存在となった私は死んでいじめっ子を呪おうとした
投稿者:ドロケイ (15)
私が小学校5年生くらいの時の出来事です。
当時、私は学校に馴染めず、よく1人で孤立をしていました。
女子はみんな仲のよいグループができており、放課の間はみんなグループで集まることが鉄則だった様子です。
もちろんトイレに行くのもグループ単位で行動しており、自分は1人でいるということがすごくクラスで浮いていることにも気づいていました。
この頃、学校怪談がすごく流行っていて、「こっくりさん」「トイレの花子さん」「ピエロ」「体育館の少女」というものがありました。
「体育館の少女」とは、いじめを苦に首を吊って自殺した少女の霊が出るというものです。
私はその話題に詳しかったわけではありませんが、いつも女子のグループたちがキャーキャー騒いでいたので、嫌でも耳に入りました。
そして、事は起きました。
私が普段からいつも1人で孤立していることを不気味に思っていたある女子が、
私のことを存在しないクラスの生徒に仕立て上げる、というシナリオを作り上げました。
本当はいてはいけない少女がこのクラスにいる。
その日から、私は全くの空気以下の存在になりました。
わざと私が聞こえる距離で、
「私だったら耐えられないなー、きっと体育館で自殺しちゃうかも!」
と言う女子の隣で「ウケるー」と爆笑する女子。
私が体育館で首を吊ることを願ってるってこと?
それならば、いっそのこと私が死んでお前らを呪ってやる・・・。
と思った、その翌日他の女子が首を吊ってしまいました。
彼女は女子グループのある1人でした。
自殺の半分はアレなんだそうな。