自分にそっくりな人との数奇な巡り合わせ
投稿者:ドロケイ (15)
自分にそっくりな人が世界には三人存在する、という迷信があります。
私は現在、海外で観光ガイドをしており、たまに日本人観光客から「あれ、もしかして〇〇さんのところのお嬢さん?」みたいな、誰かに間違えられることが多いのです。しかも、沖縄から北海道まで津々浦々で、私にそっくりな人は3人ではなく、もっといるのではないかと思いました。
そして、ある老夫婦をプライベートでアテンドすることになったのですが、朝ホテルにこの老夫婦をお迎えに行き、対面をした時になんともいえない不思議な表情をされたのです。
もう、会った瞬間に「え?なんで???」といった、目を見開いた老夫婦。
とりあえず、初対面なので自己紹介をすまし、今日の観光プランの提案や希望を聞いている間も、老夫婦は私の顔を見ている。
そして、奥様の方が「失礼ですけど、今おいくつなんですか?」と聞いてきたので答えると、「そうですか・・・。」と
とりあえず、今日の観光プランも決まり、ある観光地で奥様が「ここはぜひ娘と訪れてみたい場所だったんです。」とおっしゃいました。
旦那さんが「娘は数年前に病気で他界してしまって、ここには来られなかったんだよ」ということでした。
その娘さんが、なんと私に瓜二つだというのです。
だから、初めに対面をしたときに驚かれたということですが、今の私の年齢が、娘さんの他界された当時の年齢だというのです。
私は全くの他人ではありますが、何かの縁によって今日、ここで会うことになっていたんだと思いました。
やっぱり運命的なものってあるのでしょうね