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プルプル布顚🍮さんによる都市伝説にまつわる怖い話の投稿です

都市伝説「カブの料理」
短編 2026/10/29 06:43 39view

 これは一人の男の話。
 男は、久し振りに田舎の村にある実家に帰省する事にしたそうだ。しばらく車を走らせていると、道が急に山道へと変わった。田舎とはいえ、ここまでの山道は無かったはずだ。男は不安ながらも車を走らせた。もう空は暗くなっている。
 すると、急に道が開けたそうだ。だが、その光景は異様なものだった。道がどちらも畑に囲まれているのだ。どれだけ車を走らせてもその畑の道は途切れない。
 その時、視界に老婆の姿が入った。男は慌てて車を停め、老婆に道を訊(き)きに行った。
「あの、ここから◯◯村までどう行けば良いですか?」
だが、老婆は男の質問には返答せず奇妙な歌を歌い出した。
「カブの料理は何するな。
 カブの煮物か。
 カブの炒めか。
 それとも生か。
 どの料理にするな。」
 その時、男は腹が減っていた。そこで、男は「煮物」と答えた。そう答えた瞬間、老婆は斧を取り出し、男の首をスパッと切った。そして男の頭は煮られて老婆に食べられてしまった。

 これはキャンプをしにいった若者男女四名の話。

 車を走らせていると、道に迷ったそうである。次第に山道になっていき、辺りは暗くなる。皆、もはやキャンプは諦めていた。
 その時、道が開けて畑が現れた。奇妙な村に着いてしまったと、皆は不安になった。しばらく車を走らせると老婆が現れたので、道を聞く事にした。
「すみません、道に迷ってしまいまして、道をお聞きしてもよろしいでしょうか?」
だが、老婆は奇妙な歌を歌う。
「カブの料理は何するな。
 カブの煮物か。
 カブの炒めか。
 それとも生か。
 どの料理にするな。」
 若者達は夕飯どころか昼飯も食べていない。若者達は「炒め」と答えた。
 その瞬間、背後から老若男女問わず大勢の人が現れ、若者達を囲ってしまった。そしてその大勢の人は皆、斧や鎌を持っていた。と、その時老婆が口を開いた。
「立派なカブな。刈ってしまえ」
その瞬間、大勢の人が一斉に斧や鎌を振り被り若者達の首へと振り下ろされた。そして若者達の頭は炒められ食べられてしまったんだとか。

 祖父母の家へ向かっていた、とある女の話。
 車で山道を走っていると、妙に時間が掛かっている事に気付いた。もう空は暗くなり始めている。
 すると、急に道が開け畑が出現した。女は、誰か居ないかと車から降りた。しばらく歩いていると、畑の土から何か白いものが見えている事に気付いた。幼虫か何かかと思って近付く。と、それが何か判(わか)った。
人の指だ。
よく見ると、あちらこちらに人の体の一部が転がっていた。肥料にされていたのだ。
 女は急いで車に戻る。その時、背後から声がした。
「カブの料理は何するな。
 カブの煮物か。
 カブの炒めか。
 それとも生か。
 どの料理にするな。」
ルームミラーを見ると、そこには老婆が居た。女は、このままでは同じように肥料にされると思いよく考えた。そして女は「生」と答えた。「生」には「生きる」という意味があると思ったからだ。
 だが、その瞬間老婆は斧を取り出し女の首を切ってしまった。そしてそのまま頭を食べられてしまったそうだ。

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コメント(1)
  • ニンジンや南天といった赤い(または赤に近い)色のものは魔除けになると言われている。だから魔除けとなるニンジンを食べたと答えた男の子は助かった。

    2026/10/29/06:52

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