表示されていた曜日が目に入ったからです。
そこに表示されていたのは日曜日。
日付も昨日と同じです。
スマホがおかしいと思いたい気持ちでしたが、周りの静けさが嫌な気持ちを掻き立て始めました。
僕は急いでソファを降りて家族を探し始めました。
しかし、その捜索もすぐに終わります。
両親の寝室。
弟の部屋。
トイレ、風呂場。
どこにもいません。
昨日と同じです。
いや、そもそも昨日なんてあったのでしょうか。
だんだんこの家が気持ち悪くなって、僕は外に出ようとしました。
玄関に向かい、ドアノブに手を掛けたとき。
「ポッポー、ポッポー」
目が覚めると僕はソファで横になっていました。
それから僕は何度もこの日曜日を繰り返すことになりました。
外に出ようと何度も試みましたが、いずれも失敗しました。
外に出ようとすると、必ず家のほうに戻されてしまうのです。
もう、両親や弟を探そうとするのもあきらめました。
「ポッポー、ポッポー」
あるとき、変化が起きました。
目を覚ますと鳩時計とは別に音が聞こえました。
少し遠くからのように聞こえますが、確かに聞こえます。
音の正体を探ろうと立ち上がると、すぐに怪しいものを発見しました。
鳩時計の下には曇りガラスの窓があるのですが、その奥に影がありました。
窓に近づいて恐る恐る開けてみました。
その瞬間、僕は息を吞みました。
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