これは知り合いから聞いた話です。
その方が小学生の頃、あるお寺で夏祭りが開かれており、家族で行ったそうです。その方は足が悪く、母親に捕まって歩いていました。屋台で色々な食べ物や遊びを楽しみ、とある一角に行くとそこだけ不気味な店が出ていました。やたらと古いゴザの上に人形や、骨董品など色々な雑貨が並んでいました。知り合いは不気味だから早く帰ろうと促すも、母親は気にすることなく商品を見ており、ある人形に目を留め、「この人形可愛いね。買って帰ろうか」と言った瞬間、その人形の目がギラリと光ったそうです。いよいよ怖くなった知り合いは火事場の底力を見せ、母親をその店から遠ざけました。母親はビックリして、「どうしたの?」と聞いてきましたが、その店が見えなくなるまで足を引きずりながら遠ざかったそうです。そしてまた次の年同じお寺で夏祭りが開かれて行ってみると、その店は出店していなかったそうです。とても不思議な出来事だったと話してました。
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