奇々怪々 お知らせ

呪い・祟り

読書家さんによる呪い・祟りにまつわる怖い話の投稿です

七夜目の記録
短編 2026/07/01 16:17 226view

村の老人の証言。

そこにはこうあった。

「夜を七回数えるものがいる。」

「六までは人。」

「七を数えたら向こうになる。」

さらに。

「絶対に返事をしてはいけない。」

神崎は笑った。

迷信だ。

しかし。

ページをめくる。

最後に

手書きで

「私は返事をした。」

だけ書いてある。

そのページだけ

筆跡が震えていた。

## 第六章 夢の変化

夢。

障子。

今度は開いている。

隙間から

白い指。

ゆっくり。

一本。

5/10
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