走った。
—
だが鈴の音はずっと後ろにある。
一定の距離。
決して離れない。
—
夜になった。
雨が降り始めた。
霧が出た。
前が見えない。
—
その時。
私は気づいた。
—
周囲の景色が違う。
—
村ではない。
—
知らない家。
知らない道。
知らない田畑。
—
人の気配がない。
—
そして。
全ての家の玄関が開いていた。
—
私は理解した。
—
山の向こうの村だ。
この話は怖かったですか?
怖いに投票する 4票






















※コメントは承認制のため反映まで時間がかかる場合があります。