もう一度、
はっきりと呼ばれた。
「……〇〇様……」
今度は、
聞き間違いじゃなかった。
テレビは確かに“私の名前を呼んでいる”。
テレビの画面は真っ黒。
でも電源は切れていない。
スピーカーだけが生きている。
次の瞬間、
チャイムが鳴った。
キーン…コーン…カーン…コーンー…
番組の音じゃない。
CMでもない。
テレビ局のチャイムでもない。
“この部屋に向けて鳴らしてる”みたいな、
妙に近い音。
そしてアナウンスが流れた。
「……ただいま……444号室……〇〇様……」
444号室?
そんな部屋、聞いたことがない。
でも、
テレビは確かに“呼んでいる”。
「……444号室……〇〇様……起きてますか……」
声は機械的で、
でもどこか湿っている。
喉の奥で息が絡むような音が混じっていた。
怖くて動けなかった。
リモコンを握りしめた瞬間――
またチャイムが鳴った。
この話は怖かったですか?
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長いな、、、