“ツー…ツー…”と
笙?のような音が鳴り響く
唸るような祝詞と共に雅楽のような荘厳な空気感が作られてく
いつの間にか穴の周りに気配を感じて声を出そうとしても全く動けない
空に黒いものが見えて直後に体に衝撃が走る
痛い、
痛い
歯が欠けた時とは違う鈍い痛みが
断続的に走る
空から黒い何かが、次々と振ってきて
体の上に積もる感覚がして
足に、特に硬い何かが直撃し、
骨と筋肉と皮膚を無理やり混ぜられるような激痛で辛うじて体が動くようになった
痛い、いたい….痛い!
衝撃のあった右足から焼けるような痛みが
でも
目が、
唇が、
指先が動く
動かせる場所を動かす
痛みを振り払うように
けれど、もう既に身体の上に積み上がった何かで手の一本も動かない
それでも藻掻く
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