あの赤子のこともおばさんのことも警察に言う気にはなれなかった。
言ったところで、何の証明ができよう。
せいぜい壁を壊した損壊罪か。
将来取り壊すアパートの損壊? ナンセンスだ。
それより早く忘れたかった。
・・・・・・・・・・・・
充実した学生生活を終え、ボクは彼女と結婚した。
「ねぇ・・・赤ちゃんができたみたいなんだけど・・・」
その言葉に、ボクの心臓の鼓動が激しく脈を打った。
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Manaです。ずいぶん前に書いた「アパートの赤子」というショート作品を、加筆修正して再度アップしました。
実は前回とは大幅に内容を入れ替え、まったく違う話になっていますので、加筆修正というよりはほぼ新作です。まぁ胸クソ系かもしれません。
自分、よく言われるんです。泣ける話から胸糞な話、名作からゴミみたいな話まで「振り幅」が大きいと。まぁでも、おもしろいでしょ?感動系かなぁと油断して読んでたら突然胸糞だったり、胸糞かなぁとおもってドキドキしてたらすごい感動系で泣けたとか。最後まで油断できないでしょw
作者は二重人格なんだと思ってください(笑)