まぁ今更こんなことはもうどうでもいい。だってもう妹は生きてないのだ。
でも何故、妹の声が聞こえただろう。殺した犯人の私が憎かったのか。私の妹を殺した記憶を思い出させる為か。それだけは分からない。
そして、この病院はどこだろう。何故母は泣いているのだろう。
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4.最終章 真実は
私の娘は精神疾患がある。いつも存在しない妹の話をする。病弱で学校には行けず、家に引きこもっている。
ある朝、リビングで縮こまっている娘を見つけた。
娘「妹が死んじゃった…!妹が死んじゃった…!」
そう言ってパニックになっている。
私「何を言ってるの?妹なんていないじゃない。」
娘「ちがう!妹が死んじゃったの!!」
それから娘はおかしくなっていった。毎晩深夜一時にリビングでナッツの粉末を入れたホットミルクを飲もうとする。娘は重度のナッツアレルギーだ。だから私は必死に娘を止める。毎日「私は悪くない。私は悪くない。」と呟いている。
それから一ヶ月後、娘の症状は落ち着いていった。
もう、存在しない「妹」の事を思い出さないだろう。
そう、思っていた。
娘が「妹が死んだ」と言った日から丁度五年。また娘はおかしくなった。
娘「私が殺したの!私が殺したの!私が殺したの!でも私は悪くない!仕方がなかっただけ!元は妹が悪いんだから!」
娘は毎日そう叫び、物を投げたりする様になった。だから私は娘を精神病院に連れていった。娘はしばらく入院する事になった。
娘はどうしてこうなってしまったのか。私は何を間違えたのか。
でも、もうどうでもいいのだ。三月◯◯日、娘は精神病院で亡くなったのだから。
それで私は今、深夜一時に娘が好きだったホットミルクを飲んでいる。


























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