消灯から数時間経った時、私はトイレに行こうと目を覚ました。
部屋には備え付けのトイレがあり、手を洗った後寝ぼけ眼で布団に戻ろうとした。
「ねえ、美咲?」
誰かに私の名前を呼ばれた。声を聞く限り加奈だとすぐに分かった。
トイレの照明で目を覚ましてしまったのだろうか。
そんなことを考えながら私は返事をした。
私「どうしたの?」
不安そうな声で加奈は答えた。
加奈「布団から一人いなくなってるの……」
私「え?」
あまりにも予想外の答えにあっけに取られ、暗がりの中みんなの布団を確認する。
すると確かに一番端の方に一つ、布団がめくれて誰かが出て行った痕跡があるものを見つけた。
誰がいないのか。疑問に思い一人ずつ数えていく。
瀬里奈、真央、明里、加奈、そして私。
全員いる。
私「あれ….?」
5人全員分の布団は確かにあった。
しかし加奈が言う端にあるその布団。
それは、
””6人目のものだった””
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