俺は聞き慣れない言葉を復唱する。
「とくさんのかんだから?」
「ああ、神話の時代から伝わる10種類の霊妙な宝物のことらしい。
それを使って病気治癒、死者蘇生、悪霊退散とか行うということだった。
そしてもし巧くいったら、死者は3日めに復活するそうだ」
すると
ピンポーン
来客を知らせるチャイムが、室内に響き渡る。
「どうやら来たみたいだな」
そう言ってSは立ち上がった。
※※※※※※※※※※
リビングに入ってきた陰陽師は烏帽子を被り白装束に身を包み、手には麻袋を持っていた。
神社の神主さんのような出で立ちだ。
50歳くらいだろうか。
陰陽師は俺たちと型通りの挨拶を交わすと、
「それでは早速、M代さんを拝見しましょうか」と言った。
言われ廊下に出ると、玄関口に近いところにあるドアまで歩く。
軽くノックし「入るぞ」と言うと、ノブを回した。
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