震える指で返事を打つ。
『写真送れ』
既読。
少し間を置いて、画像が一枚届いた。
それは──
暗闇の中で、布団をかぶった自分を後ろから撮った写真だった。
もう声も出ない。
通知が、もう一つ来た。
『ねぇ、さっきのアイコンさ。
君の部屋の写真にしたんだけど気づいた?』
恐る恐る友達のアイコンを開く。
そこには──
電気が消えた今の部屋が、少し引きの位置から写っている。
スマホ握りしめて凍りついていると、また一通。
『ごめん。
ちょっとだけ近づいちゃった』
⸻
朝になって、電気は普通に点いた。
友達に聞いてみたけど、
「そんなメッセージ送ってない」と言う。
冗談にしては出来すぎている。
あのアイコンの写真だけが、ずっと気になる。
どこから撮ったんだろう。
僕の部屋の、どこに“それ”が立っていたんだろう。
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実際に遭ったらビビるが現実感ねーな
そもそもツレなら振り返れば良いだろ
んで何してんだテメーと蹴りでも入れときゃ笑い話だろ