次の日の早朝、自宅のアパートで寝ていたイッチは何者かに叩き起こされた。
「ドクマ・リーサだぜ!」
そこにはドクマ・リーサとイッチの姉と両親が立っていた。姉はニヤニヤ笑っている。
「実は皆に見てもらいたいのがあるのだぜ。私は祠のことが気になって、監視カメラを設置していたのぜ」
ドクマ・リーサはビデオカメラの映像を映す。そして、全員絶句した。なんと!映像にはタバコをふかしたドクマ・リーサが祠をハンマーで叩き壊しているのだ!
「んまー!酷い!」
「なんてことをするんだ!イッチ!」
「あなた、正気じゃないわ。やっぱり、私たちに復讐するつもりだったのね!」
「ほんとにイッチが所業は許せないのぜ!このドクマ・リーサ様も激おこなのぜ!」
ドクマ・リーサたちはイッチを非難し始めた。こうして、イッチは仕事にボーイフレンド、家まで失い、損害賠償を支払う羽目になった。なお、霊夢は
「やっぱり、ドクマ・リーサの言っていた通り、イッチの仕業だったんだね!あの時、私はあいつ(イッチの実母)をエクスタミネートして正解だったよ!私はイッチに肉体的、精神的苦痛を被ったんだから、慰謝料を請求するよ!」
と怒りをあらわにしていた。そして、実の母親はサラ金から多額の借金していたらしく借金地獄に陥っていた。イッチは毎日、近隣住民や借金取り、霊夢が雇った慰謝料の取り立て屋から暴行を受けて生活していた。そんな生活が1か月続いたイッチは祠のある裏山に来ていた。イッチはハンマーを取り出し、祠を徹底的に破壊する。
こうして、街には「姦姦蛇螺」や「八尺様」といった妖怪たちが現れ、街は阿鼻叫喚地獄に陥ったのは言うまでもない。
終わり
























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