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妖怪・風習・伝奇

大鷹恵さんによる妖怪・風習・伝奇にまつわる怖い話の投稿です

僕が飲み会で語ったセルビアの怪談話
短編 2025/09/14 16:32 892view

職場の飲み会にて、生粋のオカルトマニアでかって某サイトで「東方project」の二次創作小説を投稿していた僕は職場の同僚たちに酒の余興として、セルビアの怖い話を披露した。なお、この話は僕が九州地方に出張に行った際に泊ったビジネスホテルでセルビアから来た外国字観光客が教えてくれたのである。バスで職場まで向かう僕はセルビア人が語った怖い話を聞いて、ある事を思い出した。僕が通勤に使うバスには出稼ぎや留学に来ているのであろう東欧系の外国人が僕をニヤニヤ笑ってみている事があったからだ。さて、セルビアの怖い話とはこんな内容である。

セルビアの首都、ベオグラードにある日系企業に勤めるセルビア人のサラリーマンはズラティボル郡に異動になった。異動先の支店にてサラリーマンは同僚たちに
「この近くにモンテネグロ人の集落がある。集落の人間たちにはかかわるなよ」
と釘を刺された。さて、セルビア人のサラリーマンはいつもバスで職場まで通勤していたのだ。彼はバスの中でスマホでユーリズミックスやパブリック・イメージ・リミテッド、アイアン・メイデン等を聞きながら、バス通勤していた。ある日、彼はアパートにスマホを忘れて、バスに乗り込んだ。バスの中には数人のモンテネグロ人がニヤニヤと笑いながら、彼の方を見ていたのだ。彼は
「あ、こいつらが例の集落の奴らか・・・」
と心の中で思った。次の日、彼はスマホを持って、バスに乗り込んだ。
「バスの中でケイト・ブッシュを聞くのは最高よな~」
彼はそう思いつつ、車内を見る。そこには集落に住んでいるモンテネグロ人がニヤニヤとこちらを見ているではないか!彼は顔面蒼白して、バスが職場近くの停留所に停車するとすぐさま降りた。職場にて彼は同僚に集落に住んでいるモンテネグロ人たちの事を聞いた。同僚は
「あの集落では「人間とは思えないモノ(幽霊や妖怪)相手には笑って対抗しろ」という風習があるんだよ」

といった。彼は後日、バス通勤をやめて、中古のシトロエン・AXの3ドアハッチバックを購入し、職場まで向かうようになったという。ただ、彼自身、ある事に気になることがあった。もしかすると、彼自身、本当に悪霊や幽霊がとりついているのではないか?という事だ。そう、彼には心当たりがあった。なぜなら彼は幼少期にマケドニア人の女性を強姦して殺害しているからだ。例のモンテネグロ人たちは彼に強姦され殺害されたマケドニア人の女性の幽霊が見えるのではないか?と思った。

僕は話を終えると、同僚の一人(20代後半の男性)が煙草をふかしながら
「その話、どこかで聞いたことがあるな。たしか九州地方を舞台にした怪談だった」
と言う。僕は
「どこでだい?」
と笑いながら、同僚のほっぺにキスをする。同僚はこういった。
「えーと、思い出した。洒落怖の「裏S区」という話だよ。それにしてもセルビアにも「裏S区」みたいな集落があるのか」
そして、同僚は煙草をふかしながら、僕にこう言った。
「隣の席の外国人たちが俺たちの方をニヤニヤ笑いながら見ているぞ。もしかして、お前(僕の事)、九州での出張で幽霊か悪霊の類を連れてきたんだろう?」

同僚のそんな発言に対し、僕は
「実は出張先で白昼堂々、鉄パイプやハンマー、金属バッドで武装した中学生と高校生たちが
「お前らのような役立たずのゴミがいるから秋葉原で無差別殺傷事件が起こるんだ!」
と叫びながら寿司職人を袋たたきにした後、両手足をへし折り、寝袋に押し込み、木に吊るしてサンドバックにして殺害している現場を見てしまったんだ。ちなみに俺は中高生になぜ寿司職人を殺害したのか?を聞いたら
「連続通り魔の犯人、川俣軍司の職業が寿司職人なのでぶち殺しても問題ない」
「秋葉原の加藤のような卑劣な犯罪者を成敗する為、この地域を汚す寄生虫(寿司職人)共をゴミ掃除しただけ」
とナンセンスなこと言っていたな。ああ、そうか、どうやら、僕には殺された寿司職人の幽霊がとりついているという事だな?OKOK、明日、神社にお祓いに行ってくるよ」
と言って、ビールを飲む。

終わり

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コメント(1)
  • AIに書いてもらったんですか?

    2025/09/18/10:45

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