私「そうだよな・・・いつもはこれくらいの音だよな・・・」
ある程度住んでると気にならなくなるレベルの踏切、電車の音だが、あの日はもっとうるさく感じる音だった。
明日の準備を終え布団に入った。疲れていたこともあり、すぐに眠りについた。
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「・・・カン・・・」
「・・・カ・カン・カ・カンカン・・・」
また不規則なあの踏切の音が聞こえる。
枕元にあるスマホに手を伸ばし、時刻を確認すると時間は1時15分。
私「・・・あの日と同じ・・・」
前回の状況と違うのは「この時間に電車は通らない」「こんなに大きい音は聞こえない」という事実を私が知っている事。
どうせ今回も踏切は点滅もしていなければ遮断機も下りていないんだろ・・・と思ったが、一応確認してみる事に。
玄関に行き、鍵を開けようとした時、ドアノブが
「ガチャガチャガチャガチャ!!!」
と回った。
私「ひっ・・・!!!」
突然の出来事に驚き、尻餅をついた。
鍵は掛けてあるのでドアは開かないが、ドアの向こうで誰かがドアノブを回している・・・。
私「け!警察・・・!!!」
私はベッドに戻り、スマホから110通報をした。
すぐに繋がり、若い声の警官が出た。
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