警官「もしもし?事件ですか?救急ですか!?」
私「あ!あの!今アパートの!部屋の外に不審者が居て!!」
テンパりながらも状況を説明する事が出来た・・・が。
警官「え!?もう一度よろしいですか!!?」
私「だから!不審者が・・・!!」
すると警官は
警官「踏切の音で聞こえません!!そこから離れて、もう一度お願いします!!」
と。この音は電話でも聴こえるくらいうるさいのに、隣人や近所の人には聴こえない・・・?
電話越しには…聴こえてる・・・のに。
そもそもここから離れようにも、ここは「自室」どうしようもない。
その時、ドアノブをガチャガチャ回す音が急に止まり、同時に、踏切の鳴る音も止まった。
警官「ご協力感謝します!今の状況をもう一度お聞かせ願えますか!!?」
私は急に静かになり、荒い自分の呼吸音だけがする自室で深呼吸をし、
私「すいません、とりあえず危機は去ったようなので、少し様子を見ます」
そう言い、警官も「わかりました、また何かあればすぐに通報を!」と言ってくれた。
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この時点で時刻は夜1時35分。ほぼ無音に近いこの部屋で、考えた。
私「外で踏切は鳴っていない。でもこの部屋に居ると特定の時間に音が聴こえる・・・」
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