後ろを見てみると、そこにはうっすら道..というよりも獣道があり、それを見ながら歩いてくると、私がいたらしい。
Aが何者であったのか、何故山にいて何故友人の名前を知っていたかはわからなかった。友人に色々問いかけてみたところ、「目立ちたくないから力は抑えている」ということや些細なこと以外について、
「Aについてこれ以外のことは言えない」
と言われてしまった。
友人共々雲を掴むような体験をした修学旅行だが、その話は今や私達の武勇伝のようなものになって様々な友人間を語り継がれている。
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