私のことを不憫に思った住職さんは、奥さんに頼んで枝豆を茹でてもらい、私の家に持ってきてくれたのだったと母は本当のことを教えてくれた。
あぁ、あの枝豆はそういう事情でなくなってしまったのか。
もう何年も経っていたことで、怒りや悲しみを感じることはなかったが、それよりもそこまで枝豆を憎む人物が一体誰なのか気になってしまったので母に聞いてみるが、近所の上級生だったとしか教えてくれなかった。
ちなみに、その上級生がどうなったのかというと・・・お寺の住職さんに助けを求めなければいけない何か恐ろしい現象に見舞われたそうだ。
一体どんな罰が下ったのか、誰も教えてくれない。
もしかしたら、枝豆に宿る生命が上級生の夢に出て文句を言っているのかもしれない。
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ドライブ中にコンビニでよく枝豆を買います。普段ポイ捨てなどは絶対にしないのですが枝豆の殻だけは捨てても良いと何故か思ってポイ捨てしてます。