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呪い・祟り

きのこさんによる呪い・祟りにまつわる怖い話の投稿です

狂った家族
長編 2025/01/09 11:31 899view

「え……今の…って……」
両親は覚えていない……自分があんな顔をしていたことを……
「いや……なんでも……」
自分は口ごもり、下向いた。
母「ところで、自分はいつ死ぬの?」

「は?」
父「そうだな、その話もした方がいいな。いつにするんだ?自殺か?事故か?」
「は?」
意味がわからなかった。
突然のことの連発にかなり困惑している自分は、
「あ……あ?え?俺死……?え?……は?」と、かなりしどろもどろだった
しかし、両親はまるで当たり前のように話を進めた。

父「こっちも今まで待ってたんだ。そろそろいいだろ」

母「手伝うからね。大丈夫だから。ね」
両親はなおも淡々と話をしている。
首吊りは汚いとか、睡眠薬がいいとか、飛び降りは途中で気絶すれば痛くないとか、
まるで見たことがあるように……
会話の端々では、どこが面白いのかアハハと笑い声も聞こえた……

「ちょっ…ちょっと!!!さっきから何変なこと言ってるんだよ!!!」
明らかにいつもと違う両親に不安と怖さを感じて、自分は大声で怒鳴った。
両親が自分の方に顔を向けた。
「う……!!!」
両親の目が左右逆を向いていた。

父「死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね」
母「死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね」
「ひ!!!!!!」

目は左右逆を向いていたが、顔はしっかり自分の方を向きながら、
壊れた人形のように繰り返し「死ね」を連呼していた。

自分は耐えられなくなり、弟の居る部屋に逃げ込んだ。

バン!!
弟「うわっ!びっくりした!!何!?兄貴!」
弟は机に座り書類を書いていた。
「あ…あのな!!父さんと母さんが!目が逆で…死ねって言って……あ!その前にTVにノイズが……!!」
弟「いや、ごめん。何言ってんのかわからん」
自分でも何を言ってるかわからなかった。
今の自分に起こってることが理解出来なかった。
「あのな……あの…だから……」
わけがわからなくなり頭を抱えた、
「と……とにかく、父さんと母さんが変なんだ……!!!!!!」

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コメント(2)
  • 投稿者のきのこです
    裏技見つけました!
    話を投稿する時、
    前回の投稿から30分あけてから投稿してください
    と出てくるんですが
    待つのめんどくさいですよね?
    そんな時は
    まず、青いボタンを押すだけで投稿できる状態にする
    次に、設定を開いて日付と時間を押し、自動設定をオフにして
    また投稿画面に行って投稿する
    そして自動設定をオンにする

    2025/01/09/11:35
  • こうすることで時間を待たずに投稿出来ます

    2025/01/09/11:36

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