奇々怪々 お知らせ

呪い・祟り

きのこさんによる呪い・祟りにまつわる怖い話の投稿です

狂った家族
長編 2025/01/09 11:31 737view

自分は23歳の男で、実家暮らしの介護士です。
家族は父(52)、母(44)、弟(18)の4人家族で、弟はこの春から就職のため一人暮らしを始める予定で、
その日も夕食後、居間で父、母、俺でTVを見ながら、
「弟の家はどこにする?」や、「一人暮らしで必要は物は?」など話しており、
弟は自室(弟と自分は同じ部屋)で、就職に関する支度(?)をしていた。
TVは確か『なんでも鑑定団』を見ていたと思う。

ザザ…ザザザザ……
不意にTVにノイズが入った。
すぐにおさまったので、俺は気にせずTVを見続けながら、
「……んでさぁ」と、話しを進めていたんだが、

両親に目線を移すと、ある異変に気付いた。

両親が口を半開きにして、何かに驚いたように目を全開に見開きTVを見ていた。
「!!……え!?…何!?なしたの!?」
自分は、今まで見たことのない両親の顔に動揺しながら聞いた。
「……………」
しかし、両親は俺を無視しTVを見続けた。

突然、2人の見開いた目だけが俺を見た。
「!!!!え!!?」
次の瞬間、まるで今までなにもなかったように、
母「うん、でもさ、弟自炊とか」

父「大丈夫じゃないか?なぁ自分」
と話し出した。

「いや……ちょっ!!ちょっと待って!!今の何!?今のは何!!??」
うちの両親は、2人とも普段からあまり冗談とかは言わない方で、昔から堅い性格だった。
だから、冗談でもあんなことをするとは到底思えなかった。

母「今のって?」
父「??」
二人共キョトンとした顔をしている。
両親の性格を知っている自分は、それが誰かを騙すためのリアクションではなく、
素のリアクションであることが解り、同時に違和感を覚えた。

1/4
コメント(2)
  • 投稿者のきのこです
    裏技見つけました!
    話を投稿する時、
    前回の投稿から30分あけてから投稿してください
    と出てくるんですが
    待つのめんどくさいですよね?
    そんな時は
    まず、青いボタンを押すだけで投稿できる状態にする
    次に、設定を開いて日付と時間を押し、自動設定をオフにして
    また投稿画面に行って投稿する
    そして自動設定をオンにする

    2025/01/09/11:35
  • こうすることで時間を待たずに投稿出来ます

    2025/01/09/11:36

※コメントは承認制のため反映まで時間がかかる場合があります。

怖い話の人気キーワード

奇々怪々に投稿された怖い話の中から、特定のキーワードにまつわる怖い話をご覧いただけます。

気になるキーワードを探してお気に入りの怖い話を見つけてみてください。