さっきかかってみたよな・・・?と思い、
ここら辺から誰かのいたずらとかではなく、霊的なものかと疑い始めた。
着信拒否せずに翌日、やはり同じ番号から電話が来る。
さすがに怖くなって2度目の着信拒否。
この頃から怖すぎて一人暮らしの友人の家を泊まり歩いてた。
それでもやっぱりまた違う番号から電話がかかってきた。
「黄色い…でお…ください」的なアナウンスが聞こえる。
そこでふと踏切の花を蹴散らしたことを思い出した。
あれに怒った霊に祟られているのかもしれない。
でも寺生まれの知り合いなんていないし、
チキンな俺は「呪われてます」なんて寺に行く勇気もなかった。
とにかく、着信拒否してやり過ごすほかない。
幽霊だろうがいたずらだろうが、番号に限界はあるだろうと、
3度目の着信拒否。
そして翌日、案の定4個目の番号から着信。
「間……く貨…列車が通…す…注意…さい…」というアナウンスが聞こえる。
その日のうちに着信拒否。
で翌日、また違う番号から着信。
踏切の「カンカン」という音が聞こえる。
着信拒否。
翌日、また違う番号から着信。
「カンカン」という音とともに、列車が近づいてくるような、
ゴォーーーみたいな音が聞こえる。
ここで、着信拒否して番号が変わるたびに、
電話先の場面が進んでいることに気付いた。
最初らへんは、ただの駅のアナウンスだった。
間もなく列車が参ります、から始まり、
黄色い線までお下がりください、と列車が近づいていることを示していた。
そして踏切の音。そして列車が近づく音。
この次の場面が想定できてしまった俺は、途端に電話に出るのが怖くなった。
よい話だった!
女の子誰だったんだ…
怖いけどいい話だなぁ❗
合コンに来ていた誰かのお姉さんだったのかもね(‥;)霊感強い人だったんだね(;^_^A