それでよくよく聞くとその人うちの常連さんだったんだけどな、元々クレイマー気質でアル中のオバチャンだった。
そのオバチャン地元では有名な建設会社社長の奥さんだったみたいでな、結局何故か不起訴になって罰金だけで済んだらしくて数ヶ月後にはしれっとまたうちに買い物に来たもんだから、その時はさすがにもう二度と来るなと言ってやったよ」
それから2人の間にしばらく沈黙が続く。
そして青ざめた顔の小西が口を開いた
「とすると、、、やはり僕があの時ガラス越しに見たあの女の人は、、」
山田さんは険しい表情で小西の方を見上げながら「分からんが多分な」と呟くと、また俯く。
すると、どこからか
ピーポー、、ピーポー、、ピーポー、、
救急車のけたたましいサイレン音がしばらく鳴り響いたかと思うと、あっという間に遠ざかっていった。
※※※※※※※※※※
小西が帰った後山田さんがコンビニで仕事をしていると、
深夜に制服姿の警察官が2人店に入ってきた。
そして少し話を聞かせて欲しいというので彼はレジ越しに話すことにする。
まず若い方の警察官が口を開く。
「実は午後10時前のことなんですが、この店前の横断歩道で交通事故がありましてね。
被害者は49歳の女の人でした。
どうやらお宅のこの店で買い物した直後のことだったみたいで」
「どんな事故だったんですか?」
この話は怖かったですか?
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幻覚を見ているんじゃないか
コメントありがとうございます
─ねこじろう
応援してます。
ありがとうございます
─ねこじろう
こっわ!!??
いつも応援しています。
最後に死ね死ね言って引きに来た人だれ?
皆様、コメントに応援をありがとうございます。またご質問ですが、
コンビニ配送のお兄さんが朝、暴走してコンビニ店舗正面ウインドウに突っ込んで、そのままオーナーもろとも棚の間に挟んでアクセルを踏みながら「死ね死ね」と呟いていたのです。
いつの間にか引き込まれて読んでた コンビニの制服姿の幽霊は少しシュールで面白いけど
実質これがグランプリですね。
コメントありがとうございます。
─ねこじろう
実質も何も準大賞ですよw
次は大賞とれるといいですね。
「書籍棚背後にあるショーウィンドウ」とはいったい? なにか飾ってある場所があるのか、どういうつくりのお店なのかわかりませんでした
コメントありがとうございます。
─ねこじろう
こういう話は怖いよりムカつくが先に来ちゃうな。恨むなら本人だけでいい、店長は違うだろ。そして他人の手を借りず自分の力だけで復讐しろよ!巻き込まれて呪いの道具にされた運転手が気の毒過ぎ。
真後ろに来たというのがすごく怖い
怖い
呪いとか恨みとか
そういうのって連鎖するんだね
幽霊が実在するかどうか
それを論点から外したとしても
人の恨みとかって言うのは
怨念として残るとしたら
こういう不思議な事故の連鎖が起きるのもおかしなことでは無いのかもしれない
すごく怖いですね