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呪い・祟り

ねこじろうさんによる呪い・祟りにまつわる怖い話の投稿です

変な看護師さん
長編 2024/04/03 23:48 24,908view
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そこまで言った後、何故か遠藤の表情がサッと曇った。

そして明らかに戸惑った様子で、

「こ、、ここは総合病院だからね、看護師も半端ないくらいの人数いるし、ねえ、その人もしまた現れたらナースコールで呼んでくれない?」

と言うと逃げるようにその場を離れると広瀬の方に歩く。

そしてテキパキ検温を終えると最後は点滴袋を取り換えてさっさと出ていった。

※※※※※※※※※※

病室の消灯は早い。

午後10時には室内は暗くなる。

広瀬もそうなのだが、木村はベッド周囲を被うカーテンはしないようにしている。

何だか息苦しいということらしい。

彼はその日も寝つきが悪くて床の中で左に右に寝返りを打ち微睡みが訪れるのを待っていた。

そしてどれくらい経った頃だろう。

─カチャリ、、、

突然入口ドアの開く音がした。

─誰だ?こんな時間に

木村は首だけを上げ入口の方に視線をやる。

そしてドキリとした。

4/9
コメント(4)
  • 病院での話しは、やはり怖いですね((゚□゚;))

    2024/04/04/22:59
  • 人の生き死にに関わるところですから、やはり怖いこともあるでしょうね
    ─ねこじろう

    2024/04/05/10:08
  • なんだチミはってか! そうです。私が変な看護師さんです。

    2024/10/09/02:18
  • 最後の一文はあの世に連れて行こうとしてんのかな?

    2024/11/12/21:56

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