変な看護師さん
投稿者:ねこじろう (147)
長編
2024/04/03
23:48
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細身でキュートな顔立ちの遠藤はそう言って木村の顔を見るとクスリと笑った。
すると木村が少し顔を赤らめながら彼女に言う。
「あの、、もし良かったらさ、今度退院出来たら一緒に食事でもどうかな?」
突然の木村の誘いの言葉に遠藤はちょっと驚いたような表情をしたが、
すぐに「いいよ。ちゃんと歩けるようになったらね」とまたクスリと笑った。
「よっしゃあ!頑張るぞお」と木村は笑顔で大げさにガッツポーズをする。
それからまた真顔に戻ると彼女に尋ねた。
「ところでさ、あの今日の昼過ぎくらいに変な看護師さんみたいな人が入口の前に立っていたんだけど誰かな?」
「変な看護師さん?」
遠藤は怪訝な顔でそう言って器具を片付けだした。
「うん俺と広瀬さんが話している時、入り口前に立ってたんだ」
遠藤は向かいの広瀬の方をチラリと見て尋ねた。
彼はぼんやりと窓の外を眺めている。
「どんな感じの人?」
「う~ん、ガリガリに痩せててスキンヘッドだった」
「ガリガリ、、、スキンヘッド、、」
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病院での話しは、やはり怖いですね((゚□゚;))
人の生き死にに関わるところですから、やはり怖いこともあるでしょうね
─ねこじろう
なんだチミはってか! そうです。私が変な看護師さんです。
最後の一文はあの世に連れて行こうとしてんのかな?