俺は悲鳴をあげ慌てて服に着替える。
それからバタバタと支払いを済ませて、部屋を飛び出した。
廊下を走りエレベーターに飛び乗った後ホテルを出た。
それからゴミの散らばる朝の繁華街の歩道を駆け抜けていく。
歩道の端に足を投げ出し座る作業着姿のオッサンが、俺を指さしながら狂ったように笑っている。
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その笑い声は白みかけた薄曇りの空に次々吸い込まれていった。
【了】
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最初、多重人格かと思いましたが・・ 違った((( ;゚Д゚)))
好きですこーゆーの。
コメントありがとうございます。
─ねこじろう
タイトルカッコイイ